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特長
IX83倒立顕微鏡は、IXploreシリーズとして統合されました。詳細については以下よりご確認ください。 |
研究者のニーズに応えるラインアップが将来に繋がる柔軟な拡張性を確保ドキュメンテーションやライブセルによるタイムラプスなど多様なイメージングのニーズに応えながら優れた拡張性を確保するためにデッキ構造を採用。大きな開口部を有し、蛍光ミラーユニットカセットやカメラ用右サイドポートを簡単にデッキに装着でき、ニーズに合わせた柔軟なシステム構築が可能になりました。インテリジェントに電動制御可能なIX83は、拡張性が高い2デッキと、ステージの高さを抑えた1デッキの2タイプを用意しています。さらに、長時間タイムラプスでフォーカスをキープするIX3-ZDC2専用ポートも装備しています。 |
IX83: 2 デッキタイムラプスをはじめとするライブイメージングとしてモジュラリティと拡張性を有するインテリジェントな電動顕微鏡 | IX83: 1 デッキライブイメージングのスタンダードモデル。IX3-ZDC2も搭載可能なインテリジェントな電動顕微鏡 |
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仕様
観察法 > 蛍光 (B, G励起) | ○ | |
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観察法 > 蛍光 (U励起) | ○ | |
観察法 > 微分干渉 | ○ | |
観察法 > 位相差 | ○ | |
観察法 > 明視野 | ○ | |
焦準機構 > 電動式 |
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焦準機構 > Zドリフトコンペンセーター | ○ | |
鏡筒 > 広視野 (FN22) > ティルティング双眼 | ○ | |
鏡筒 > 広視野 (FN22) > 三眼鏡筒 | ○ | |
ステージ > 電動式 | ||
ステージ > マニュアル式 > プレーンステージ | ○ | |
ステージ > マニュアル式 > IX3-SVR 右奥ロングハンドルステージ |
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コンデンサー > 電動式 > ユニバーサルコンデンサー | NA 0.55/ W.D. 26.2mm | |
コンデンサー > マニュアル式 > ユニバーサルコンデンサー | ドライトップレンズ: NA 0.9/ W.D. 1.5 mm, オイルトップレンズ: NA 1.4/ W.D. 0.63 mm (1.25 X - 100 X) | |
コンデンサー > マニュアル式 > 超長作動距離コンデンサー | NA 0.3/ W.D. 73.3 mm | |
外形寸法 | 323 (W) x 475 (D) x 686 (H) mm (1 Deck 標準組み合わせ) | |
質量 | 47 kg (1 Deck 標準組み合わせ) |
アプリケーション
単一の細胞のレベルにおけるリアルタイムでの発光イメージング
-光遺伝操作:Ascl1発現の光操作による神経幹細胞の自己複製能と多分化能の制御 -
神経幹細胞においてAscl1の発現を3時間ごとに光照射(1分間)することで、Ascl1発現を振動させ、増殖を促進させた。その後、30分ごとに光照射(2分間)することで、Ascl1を持続的に発現させ、ニューロンへの分化を誘導した。
*撮影条件 倒立顕微鏡: IX83 観察用 油浸対物レンズ: PLAPON60XO CCDカメラ: iKon-M DU934P-BV ソフトウェア: MetaMorph 刺激用光源: 470nm CoolLED 刺激用油浸対物レンズ: UPLFLN40XO ※暗室にて撮影。 画像データのご提供: 京都大学ウイルス研究所 増殖制御学分野 今吉 格先生、磯村 彰宏先生、影山 龍一郎先生 |
参照論文:
Itaru Imayoshi, Akihiro Isomura, Yukiko Harima, Kyogo Kawaguchi, Hiroshi Kori, Hitoshi Miyachi, Takahiro Fujiwara, Fumiyoshi Ishidate, and Ryoichiro Kageyama "Oscillatory Control of Factors Determining Multipotency and Fate in Mouse Neural Progenitors"Science 6 December 2013: vol. 342 no. 6163 pp. 1203-1208.
刺激によるERK活性化の細胞間伝搬の機構をFRETイメージング
青色の光を細胞に露光させることによりCRY2-Raf融合タンパク質を細胞膜へと移行させRafの下流のMEKおよびERKを活性化させるという実験系を構築。この光の刺激によりERKが活性化する細胞株と、ERK-FRETバイオセンサーを発現する細胞株を共培養させたところ、光刺激でERKを活性化した、数分後に隣接する細胞においてもERKの活性が誘導されるのを観察した。
画像データのご提供: 京都大学生命動態システム科学推進拠点事業 生命動態制御研究室 青木 一洋先生、松田 道行先生 |
参照論文:
Kazuhiro Aoki, Yuka Kumagai,Atsuro Sakurai,Naoki Komatsu,Yoshihisa Fujita,Clara Shionyu,Michiyuki Matsuda. "Stochastic ERK Activation Induced by Noise and Cell-to-Cell Propagation Regulates Cell Density-Dependent Proliferation" Molecular Cell,17 October 2013.
マウス胚由来細胞の核内に存在するポリコム複合体のフォトブリーチング
*撮影条件
油浸対物レンズ: UPLSAPO100xO CCDカメラ: ORCA‐AR 共焦点ユニット: CSU‐X1 観察用レーザー: 488nm 刺激用レーザー: 405nm 撮影間隔: 刺激後、30秒間隔で390秒観察 画像データのご提供: 理化学研究所統合生命医科学研究センター 免疫器官形成研究グループ 磯野 協一先生、古関 明彦先生 |
参照論文:
SAM domain polymerization links subnuclear clustering of PRC1 to gene silencing. Isono K, et al. Developmental Cell, 26, 565-577 (2013).
脳スライス グリア細胞
画像データのご提供:
北海道大学 大学院薬学研究院 医療薬学部門 医療薬学分野 薬理学研究室 南 雅文 先生 |
マウス腸管前駆細胞ライブイメージング
画像データのご提供:
理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター 神経分化・再生研究室 榎本 秀樹 先生 |
カタログ・ビデオ・その他資料
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顕微鏡用カラーカメラ
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ソフトウェア
直感的な操作とシームレスなワークフローを実現するcellSensソフトウェアは、ユーザーインターフェースをカスタマイズ可能なので、レイアウトを自由に変えられます。各種パッケージをご用意し、お客様特有のイメージングニーズに合わせたさまざまな機能を提供しています。Graphic Experiment Managerとウェルナビゲーター機能により、5D画像取り込みが容易になります。TruSight™ デコンボリューションで解像度の向上を実現し、カンファレンスモードを使用して画像を共有しましょう。
- TruAI™ ディープラーニングセグメンテーション解析により実験効率が向上し、ラベルフリーの核検出と細胞カウントが可能
- モジュール式のイメージングソフトウェアプラットフォーム
- 直感的なアプリケーション主導のユーザーインターフェース
- 単純なスナップショットから高度な多次元リアルタイム実験まで、豊富に取りそろえられた機能セット